「みつけて欲しいから光るんだろ?」

映画『海獣の子供』を観ました。
映像の美しさ、アニメーションとしての美しさ。これについても書きたい事もありますが…、もぉ~前情報からも、もぉ~!贅沢なハイブリッド!。予告編で心躍らさずにはいられなかった美しさ。
観た感想をと思うのだけれども、正直な所、何をどう感想としてまとめていいのか、感じる事がいろいろ多すぎてうまく出せない。ネタばれにならない様に…、うまく書けないので(汗)感じた事を断片で書いてみます。


登場人物たちの瞳の姿、色、そこに映る情景や心ふるわす対象。
あふれ、引き寄せられる、魚たちや想い。
ひかり、揺れる、波打つ海と心。
葛藤、迷い、決意と涙。

私が思う注目して観たいことは、瞳と口に、強い魅力を感じたこと。
瞳は物言わぬ語りかけであり、口が導きをになう重要な扉であることなんだと思った。

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物語がはじまってどのくらいだったか、「みつけて欲しくて光るんだろ?」。
この言葉がすーっと染み込むように心に残る。

米津さんの音楽をよく聴いている自分としては、主題歌「海の幽霊」は大きな注目でもあったこともあるのか、台詞の一つ一つ、キーワードが出るたびに、歌の中の情景と映画の中の映像がパズルのピースが組み合わさるように、頭の中をぐるぐると駆け巡っていった不思議な感覚で観ていた。

映画の物語の最後が近づいてくると感じ始める頃、今まさに始まっている出来事の縮図であったり、未来に託す想いや継承が、”命”を”生”みだしていき、それらを口にして言葉に浮かぶ思いが自分との繋がりを確かめて、”命”を頂いて”生”きているんだと感じる。途方もない大きなことも、ごく身近な存在も、全てが緩やかにひとつの出来事なのだと思える。


「海の幽霊」が劇中に流れ始め、ハイビスカスが現れる。原作者の五十嵐さんがこの曲の為に描かれたジャケット絵と、物語の後味が入り交じって、歌と絵と物語がひとつに重なって胸が温かくなる。
少し、成長した琉花(ルカ)が歩いている。龍の雲が浮かぶ波打ち際で、空も海も自分も、繋がった命をたどっているんだと思えるシーンも印象深い。



私は残念ながら原作を知りませんでしたが、これから原作を読みたいという楽しみが増えて嬉しいです。
最後にも変な感想でしたが、これから観るという方がこの記事を見ていましたら、意味不明な変な記事だったと忘れて頂けると幸いです。







*** 6月9日 追記
私は映画上映の前にパンフレットを買うのが好きです。
『海獣の子供』のパンフレットを買って、パラパラとめくって気になるところだけ目を通して本編を観ました。
ボリュームある内容だったのでやっとこの作品に関わった人たちの声を読むことができたのですが、途中で何だか泣きそうになってしまって(笑わないでください。あはは)、夢中になって読んでいました。
ああ、もう一度映画館で観たい。上映期間が終わるころにでも、もう一度観に行こうと思います。


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